子どもの就活、45.5%が「親確」に悪い印象
2018.5.7にリセマムから「親確」に関しての記事が出ている
しゅふJOB総研は2018年5月7日、「就活アドバイスとオヤカク」についての調査結果を発表した。内定者だけではなく親にも入社承諾の確認をとる「親確(オヤカク)」を行う採用企業に対して、45.5%が悪い印象を持っていることがわかった。
主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関しゅふJOB総研は、ビースタイル登録者と求人媒体「しゅふJOBパート」登録者を対象に子どもの就活への関わり方についてのアンケートを実施し、712人の有効回答を得た。調査実施期間は2018年3月14日~3月28日。
就職活動中の新卒学生の親だった場合、どのようなスタンスで子どもに接するか聞いたところ、「求められたらアドバイスしたい」66.7%と「積極的にアドバイスしたい」15.0%の計81.7%がアドバイスしたいと回答した。一方、「よほど困っているとき以外はアドバイスしない」14.3%、「一切アドバイスはしない」2.8%、「その他」1.1%だった。
内定者だけではなく親にも入社承諾の確認をとる「親確(オヤカク)」を行う採用企業に対してどんな印象を持つか聞いたところ、「良い印象を持つ」3.5%と「どちらかと言えば良い印象を持つ」14.9%の計18.4%が良い印象を持っている。一方、「悪い印象を持つ」15.6%と「どちらかと言えば悪い印象を持つ」29.9%の計45.5%が悪い印象を持っている。また、36.1%は「良い悪いどちらとも言えない」と回答した。
しゅふJOB総研の川上敬太郎所長は、「子どもの就活に積極的にアドバイスしたいと考える人ほどオヤカクへの印象は良く、アドバイスしない方針の人ほどオヤカクへの印象は悪い、という傾向がみられます。特に、『よほど困っている時以外はアドバイスしない』または『一切アドバイスはしない』と回答した人で、オヤカクに『良い印象を持つ』と回答した人がゼロだったのは印象的です」とコメントした。
とある。
今はまだ賛否が分かれているが、「親確」が今後主流になっていくのか、気になるところである。