2018年は本当に売り手市場なのか?
2017/7/6の日本経済新聞に次の記事が出ている。
就職情報サイトのディスコ(東京・文京)が6日発表した2018年春に卒業予定の大学生・大学院生(合計1238名)の、
7月1日時点の内定率(内々定を含む、速報)は83.2%だった。
7月1日時点の内定率が8割を超えるのは09年卒採用以来9年ぶり。
学生優位の「売り手市場」が続き、企業の採用意欲が高まっている。
前年の7月1日時点と比べ、3.4ポイント高まった。経団連加盟企業の選考面接の解禁が
4月1日だった3年前の7月1日時点と比べても3.9ポイント高く、
4年続く「売り手市場」で企業の採用意欲が年々高まっていることがうかがえる。
選考の早期化が進む中、経団連企業が選考を始める6月より前に内定を出す動きが加速している。
6月からの1カ月間での内定率の伸びは19.8ポイントで、昨年の伸び幅(24.9ポイント)を下回った。
今年は4~5月に内定を出す企業が大幅に増えた。
学生の所属大学所在地別では、関東の学生の内定率が最も高く84.6%で、平均を押し上げた。
中部は82.8%、近畿は80.7%だった。
といった記事がある。
現時点での内定率が8割越えは9年ぶりということで2018年は、
例年と比べて確実に売り手市場であると言えるだろう。
元記事:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ06HNC_W7A700C1000000/