2018年卒の就職活動調査、10月1日時点の内定率は92.7%で過去最高に
2017年10月24日の朝日新聞デジタルで、大学生の就職活動についての記事が掲載された。
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2018年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、10月1日時点の就職活動に関する調査を行いました。(調査時期:2017年10月2日~10日、回答数:1,225人)
1.10 月1日現在の内定状況 月1日現在の内定状況 月1日現在の内定状況
内定率は 92.7%。前回調査(9 月 1 日時点 91.4%)より 1.3 ポイント上昇
10 月の内定率としては過去最高をマーク。就職活動を終了したのは全体の 89.2%
2.就職先が決まっていない学生の今後の予定 就職先が決まっていない学生の今後の予定 就職先が決まっていない学生の今後の予定
「就職先が決まるまで就職活動を続ける」62.9%。前年(63.1%)と変わらず、理系女子は就活継続が 81.8%、理系男子は大学院進学が 46.9%。
3.中小企業への選考応募状況 中小企業への選考応募状況 中小企業への選考応募状況
中小企業の「面接試験を受けた」経験をもつ学生は 60.8%。前年(63.5%)より減少
受けた理由は「やりたい仕事に就ける」(44.0%)、「会社の雰囲気がよい」(42.2%)
受けていない理由は「給与・待遇が良くない」(41.8%)、「安定性に欠ける」(40.9%)
4.Uターン就職の状況 Uターン就職の状況 Uターン就職の状況
「Uターン就職者」は 16.3%。前年(17.0%)から微減。Uターンを選んだ理由。男子「地元が好き」「地元貢献」、女子「親の近くで暮らしたい」
5.入社までの半年間の過ごし方 入社までの半年間の過ごし方 入社までの半年間の過ごし方
文系で多いのは「趣味・遊び」(78.9%)、理系は「専門分野の勉強」(94.7%)
文理で差が見られ、最も差が大きいのは「アルバイト」(文系 75.2%、理系 48.4%)
6.内定後のフォローと内定者研修 内定後のフォローと内定者研修 内定後のフォローと内定者研修
希望するフォローのペースは「1 カ月に 1 回程度」31.5%。研修や課題には 61.3%が賛成
7.就職活動の費用 就職活動の費用 就職活動の費用
平均 143,943 円で、前年調査より 5,180 円増加。交通費が約 3,300 円増加
総額が最も高いのは「九州・沖縄」(218,348 円)、最も低いのは「関東」(118,891 円)
とある。
今年の就職活動の感想など、学生の本音が記載されているので、企業側も来年の参考になると思う。
記事元:http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CPRT201771395.html