「ライドシェア」来年４月から一部解禁へ　タクシー不足地域・時間帯で

2023.12.26

政府は、一般のドライバーがマイカーを使って有料で客を運べる「ライドシェア」を、来年４月から部分的に解禁することを決めました。
タクシー会社が運行を管理して、車両が足りてない地域や時間帯に絞って限定解禁します。

安全確保のためタクシー会社がドライバーへの教育や車両整備の管理、事故時の責任を負います。
政府は既存のタクシー会社の運行管理システムを守り、配車アプリ事業者などタクシー会社以外の参入は認めていません。

法改正を含む全面解禁の是非は第２段階の議論であり、アプリ事業者などの参入を認めるかどうかや、地域や時間帯の制限を撤廃するかを政府は24年6月までに判断する見通しです。

全国で鉄道路線の廃止やバス運行休止などが相次いでいる中、自治体として公共交通機関の確保にどう取り組むべきなのか、自分の意見を持っておけるとよいでしょう！