「定年まで同じ会社で働きたい」 就活生 女性59%、男性48%
1月11日に東京新聞から、学生の終身雇用希望についての記事が出ている
就職活動に臨む大学生や大学院生のうち、同じ会社で働き定年を迎えたいと希望する人は56・3%にとどまることが民間調査で分かった。就活生の多くが、就職前から転職も視野に入れている実態が浮かんだ。調査は人材派遣会社パソナグループのパソナ総合研究所(東京)が昨年九~十月、大学生や大学院生を対象にインターネットで実施。四百七人から回答を得た。
定年まで同じ会社で働きたい人の割合を男女別に見ると、女性は59.7%を占めた。男性(48.4%)を大きく上回り、安定志向の高さをうかがわせた。
定年までの就労を希望しない人は男女計43.5%だった。複数回答で理由を選んでもらうと「就職を通じたキャリアアップをしたい」が87.0%で首位。「日本の終身雇用制度はいずれなくなる」(42.4%)、「一つの会社にしがみつきたくない」(28.8%)が続いた。「起業したい」(17.5%)、「専門スキルを身に付ける機会がない」(16.4%)を選ぶ学生も目立った。
経済界からは終身雇用や年功序列、新卒一括採用といった慣行見直しを求める声が上がっている。調査では新卒一括採用に対し「賛成」が66.8%を占めた。
とある。
最近終身雇用というワードを聞かなくなってきているが、
このように終身雇用を望んでいる学生はかなりの数がいることが分かった。
記事元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202001/CK2020011102000148.html