インド太平洋で供給網強化 IPEF妥結
日本や米国など14ケ国は27日、新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚会合を米デトロイトで開き、水素の技術開発や産業化などで協力する新たな枠組みの創設を目指すことで合意しました。脱炭素化に向け、日本は有力な次世代のクリーンエネルギーと位置付ける水素の実用化や普及を後押ししたい考えとなっています。
IPEFでは、「貿易」、「サプライチェーン」、「クリーン経済」、「公平な経済」の4つの分野で交渉が進められています。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定のようなこれまでの通商交渉とは違って、関税の撤廃や引き下げは協議しないほか、各国の事情を尊重して国ごとに参加する分野を選択できるようになっています。
日本政府は、2050年までの脱炭素社会実現に向け、水素を活用した発電などの実用化や普及を目指しています。
経済連携協定は、公務員採用試験でも抑えておくべき内容となっています。
TPPやRCEP、そしてIPEFの違いはどういったものなのか。関係性を整理して、理解しておくと良いです。
参照記事元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230527/k10014080371000.html