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全国初、「ChatGPT」を横須賀市が試験導入

神奈川県横須賀市は4月20日、対話型人工知能「チャットGPT」を業務に試験導入しました。
チャットGPTは、インターネット上の膨大なデータを学習し、利用者が質問すると自然な文章で回答するAIで、文章の作成や要約に活用できます。市によると、全庁で試験導入するのは全国の自治体で初めてで、業務の効率化など有効性が確認できれば本格導入を検討していくようです。

 

市ではチャットGPTを、市の広報文の作成や会議の議事録要約のほか、新規事業のアイデア創出などに活用していきます。
市役所内で作成する文書は、年間約9万件に上がっており、チャットGPTの導入により文書作成の時間が短縮され、職員の負担が軽減されるとしています。
その一方で、個人情報の流出を懸念する市民の声もあることから、個人情報や機密性の高い情報は入力しないよう職員に周知し、作成した文書の内容に誤りがないかも職員が随時確認することにしています。

 

チャットGPTは今年に入って国内で利用が広がり、横須賀市は3月末から導入の準備を進めていました。
みなさんが志望する自治体が、デジタル化の推進にどのように取り組んでいるのか、チェックしておきましょう!

記事元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/245294