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北京で「一帯一路」サミット開催

10月17~18日に北京で、一帯一路国際協力サミットフォーラムが開催されました。
中国の習近平国家主席が「一帯一路」を打ち出して今年で、10年目となります。

 

参加国は140か国以上と過去最大規模を謳っていますが、現実には、1回目、2回目ほど元首級の参加者は多くなく、ニュースで垣間見える会場の様子も比較的閑散としていました。
背景には、主要7か国(G7)メンバーで唯一の参加国であったイタリアが一帯一路からの撤退を宣言したことや、スリランカやパキスタンなど一帯一路プロジェクトの債務によって国家財政破綻に直面する国が現れ、その失敗が可視化されてきたことなどがあります。

 

中国は一帯一路の構築で、国際的な影響力を高めてきました。
米国との対立が先鋭化する中での、今後の覇権争いは注視していく必要があります。
一帯一路の構想と、10年という節目を迎えた各国の現状の動向は、時事問題として出題されても抑えられるようにしておきましょう。

参照記事元:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/77529