就活は大学が面倒を見る時代? 「トヨタ」「パナソニック」の就職者数1位はあの大学
11.19にAERAdotから就職活動についての記事が出ている。
売り手市場がすっかり定着した感がある。
2018年春に卒業した大学生の就職率は98.0 % で、1997年の調査開始以来の過去最高を3年連続で更新した。前年同期比で0.4ポイント増だ。国公立大、私立大ともに98.0%で、国公立大は前年同期比で0.7ポイント増えている。
■大学と社会をつなげる意識の高まり
かつて就職支援においては、国公立大は私立大に比べかなり見劣りしていた。就職課、キャリアセンターという部署が2000年代になってようやく整備された、というところもある。国公立大の多くは伝統的に国家公務員、地方公務員、専門職に強いため、支援はそれほど必要がないと考えられていたからだ。
しかし、国公立大は危機意識を持つようになる。こんなことでは大学と社会をつなげることはできない。学生の将来志向や、企業や役所の求める人材の多様化に対応できない。就職実績で私立大より劣ってしまい、国公立大といえども志望校に選ばれなくなってしまう。難易度が高いからと言って安穏としてはいられなくなったのだ。
地方国立大が就職力をアピールすることで、「うちは他の国立大とは違うんだ」と独自性を示そうとしている。地方の大学の元気の良さは、国の政策である地域創生にもマッチする。文科省からも社会からも、もっと評価されていいのではないだろうか。
とある。
国公立は就職実績についてあまり強くアピールしていないので、興味のある方は一度見てはどうだろうか。