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就活格差、インターンから 人気企業は脱「1日型」

12/7に日本経済新聞からインターンシップについての記事がある。

 

 2020年卒の秋冬インターンシップ(就業体験)がピークを迎えている。参加が約9割に及ぶ中、大手企業は採用のミスマッチをなくすため「1日型」を廃止、実務の体験を深める手法を採り入れる。一方、知名度が低い企業は学生を集めやすい1日型から抜けられない。インターンの選考にもれる学生もおり、企業、学生に「就活格差」が出始めた。
 20年卒の就活は実質的に始まっている。就職情報大手のディスコ(東京・文京)によると、11月時点でインターンに参加した経験がある20年卒の学生は86.2%だった。前年同期の調査に比べて6.2ポイントも増え、7年連続のプラスが続く。
 インターン参加率を押し上げているのは主に1日型だ。参加社数をみると「1日以内のプログラム」が4社で0.7社増えた。「2~4日間」の1.9社、「5日以上」の1.4社を上回る。
経団連は17年にインターンの日数規定を廃止した。1日型が実質解禁となり、3月の説明会解禁の前に、堂々と学生と接触できる機会が生まれた。だが、1日型インターンの解禁2年目となる18年、早くも1日型に見切りをつける企業が出てきた。1日では仕事の理解が深まらず、結局は採用のミスマッチにつながる恐れがあるからだ。

 事前選考のインターンが広がった結果、インターンに参加できない学生が出てくるなど、学生間での就活格差も鮮明になってきている。東京都内にある中堅私立大3年の女子学生は「秋冬のインターンに応募しても受からない。落ち続けていると就活に出遅れているようで不安」と話す。
就職情報大手のマイナビによると、20年卒の学生で「インターンの選考に1回は落ちたことがある」という割合が4割にのぼっている。人気企業は、有力大学の学生でもインターンに参加できない場合がある。
 採用コンサルタントの谷出正直氏は「就活が早くなればなるほど、学生に注目されやすい大企業は有利になり、中小企業との格差が広がりやすい」と指摘する。売り手市場が続けば就活格差の色は一段と濃くなる。(潟山美穂、小柳優太)

 

とある。
各企業でインターンにどういった意味を持って参加するかが大切になる。

記事元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38600730W8A201C1TJ1000/