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採用試験にSPI 上野原市が初実施

2019年07月31日にふじのーとから職員採用筆記試験にSPIを導入するという記事が出ている。

 

上野原市は本年度実施する職員採用の筆記試験を、民間企業の入社試験で多く利用されているSPI(総合適性検査)に変更する。従来の教養試験などに向けた公務員試験対策が不要となり、民間企業への就職の希望者やUターン・Iターンを考えている人など多くの受験者を確保するのが狙い。一部の職種については高校卒業者を対象とした「初級試験」も初めて実施する。SPIの「能力検査」「性格検査」を導入するのは、県内の自治体では初めて。

市総務課によると、市の採用試験の受験者数は景気回復に伴う民間企業の採用意欲が高いことなどから、2016年度に33人いた受験者は、17年度は17人、18年度は6人と減少を続けている。都県境にある上野原市では都内通勤者も多く、「人手不足のため雇用条件が良くなっている東京で就業する若者が多い」(同課)という。
これまでの職員採用では教養、事務適性、専門、論文などの筆記試験と面接試験を行ってきた。法律への知識など民間企業とは別の対策が必要で、市は「専門学校に通うなどして公務員試験対策をする必要があり、受験のハードルの一つとなっていた」とみて、1次試験に民間企業でも広く実施されているSPIを導入することを決めた。
より多くの人材を確保するため、事務職、土木職について、初めて高卒を対象とする「初級試験」を実施する。
SPIを巡っては甲府市が昨年度の採用試験で「性格検査」を実施したが、「能力検査」と「性格検査」をともに導入するのは県内の自治体では初めてという。同課の担当者は「より多くの人にチャレンジしてもらえる試験内容に変更した。民間企業への就職を目指している人にも受験してほしい」としている。

 

とある。
各自治体が手法を変えてきている。
既にSPIを導入している自治体もあるが、
各自治体が今後どのように手法を変えるのか、気になるところである。

記事元:https://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/yamanashi/post_1015.html