公正取引委員会は10月31日、損保大手４社が企業向け共同保険の保険料を不当に引き上げるカルテルを結んだなどとして、
計９件の独占禁止法違反（不当な取引制限）を認定し、計約20億7千万円の課徴金納付命令と排除措置命令を出して発表しました。

カルテルとは、同一産業内の企業が価格などに関して協定を結び、
競争の制限や市場の支配を目的とする行為を指しており、独占禁止法で禁止されています。
公務員試験では、「経済・経営用語」として出題される範囲となります。
カルテルのほかに、「トラスト」「コンツェルン」といった企業形態があるということも
知っておきましょう！
また、併せて企業形態だけでなく「株式会社」「合名会社」などの会社形態も抑えられるようにしておきましょう！

参照記事元：https://www.asahi.com/articles/ASSB01CT3SB0UTIL015M.html