文化庁、京都で本格稼働
文化庁は15日、東京・霞が関から移転した京都市上京区の新庁舎で業務開始式を開いて本格稼働しました。
本庁機能を地方に移した唯一の中央省庁となりますが、ほぼ半数の部署は東京に残っています。移転部署でも国会対応や他省庁との協議のため東京に残ったり、固定した席を決めずに京都と東京を行き来して業務をしたりする職員がおり、事実上の2拠点体制となっています。
そもそも、なぜ文化庁は京都に移転することになったのでしょうか?
主な理由として、京都市の公式サイトには以下の3つが挙げられています。
・東京一極集中の是正
・日本全国の文化の力による地方創生
・地域の多様な文化の掘り起こしや磨き上げによる文化芸術の振興
文化庁移転を機に、地方創生の核として、またデジタル田園都市国家構想の核として、
国家行政機関の地方移転が進むかどうか、今後に期待していきたいところですね。
記事元:https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023051501000060.html