内閣府が２月15日発表した2023年の名目国内総生産（ＧＤＰ）は591兆4820億円でした。ドル換算すると、４兆2106億ドルとなり、ドイツよりも2400億ドル少なく、世界４位に転落しました。

日本では1990年代にバブル経済が崩壊して以降、長年にわたって低成長やデフレが続き、個人消費や企業の投資が抑えられてきました。また、円安ドル高の影響で、日本のGDPをドルに換算すると目減りすることや日本に比べて物価上昇率が高いドイツは名目のGDPの伸びがより高くなることも今回抜かれた要因として挙げられます。

公務員採用試験において、数値を覚えることも大事ですが、順位を知ることもまた重要です。
名目GDPの各国比較として１位が米国、２位が中国、３位がドイツ、４位が日本ということも頭に入れておきましょう。
また、名目GDPと実質GDPの違いについても、混同しないように調べておきましょう！

参照記事元：https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240215-OYT1T50056/