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日銀、長期金利1%超容認 わずか3カ月で再修正へ

日銀は10月31日、金融政策決定会合で長期金利(イールドカーブ・コントロール)の再修正を決めました。
今後は長期金利の上限は1%をめどとし、1%を一定程度超えることを容認するとしています。

日銀は2022年12月以降に指し値オペの利回りを0.25%程度から0.5%程度に、今年7月には1%に連続して引き上げました。 事実上の長期金利の上限を段階的に上げ、日銀による国債の大量購入によって悪化した債券市場の機能改善を図ってきました。 ただ、最近の物価上昇は資源高騰などに伴う値上げが主因であり、日銀が目指す賃金上昇を伴う物価上昇に至っていないと日銀は判断をしています。 そのため、当面は大規模緩和の大枠を維持しつつ、賃上げや物価・経済情勢を見極めていくと予想されます。

金融政策は、頻出単元になります。また、経済新用語として、以前の記事にも出てきた「イールドカーブ・コントロール」についても
内容の確認をしておきましょう。他にも、日銀の役割を理解しておくことは、必須項目です。

 

参照記事元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB282HC0Y3A021C2000000/