日銀は、３月19日まで開いた金融政策決定会合で、「マイナス金利政策」を解除し、政策金利(短期金利)を引き上げることを決めました。
日銀による利上げはおよそ17年ぶりで、世界的にも異例な対応が続いてきた日本の金融政策は正常化に向けて大きく転換することになります。

また、2016年９月に導入し、短期金利に加えて長期金利を低く抑え込んできた長短金利操作＝イールドカーブ・コントロールと呼ばれる金融政策の枠組みを終了します。
日銀がマイナス金利政策の解除などを決定したことをめぐり、岸田総理大臣は、政府と日銀が2013年に発表し、２％の物価安定目標を掲げた共同声明は、見直さない考えを示しています。

公務員採用試験において、日銀の役割は非常に重要な単元です。
マイナス金利とは何か、解除されるとどんな影響があるのか、しっかりと調べておきましょう！

参照記事元：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014395131000.html