試験申込者、2年連続減 国家公務員の総合職
2018/4/20に日本経済新聞から国家公務員試験申込者の減少についての記事がある。
人事院は20日、2018年度の国家公務員採用試験で、幹部候補となる総合職の申込者は前年度比4.8%減の1万9609人だったと発表した。2年連続のマイナスで、工学や農業など技術系の落ち込みが目立った。担当者は「専門人材の採用意欲が高い民間企業に流れている」と分析している。
森友学園を巡る文書改ざんなど相次ぐ省庁の不祥事との関連では「18年度は直接の影響はないと思うが、将来的に公務員を志望する若い人に良い影響を与えない」と懸念を示した。
試験区分別では、法文系が2.2%減の1万4550人だったのに対し、理工系は10.8%減の3752人、農学系は13.4%減の1307人だった。
全体に占める女性の割合は0.1ポイント増の35.2%で、最高を更新した。
1次試験は今月29日、2次試験は5月27日~6月15日に行い、6月29日に合格者を発表する。約700人の採用を予定している。〔共同〕
とある。
今後さらに志望者数が減少するのか、動きが気になるところである。
記事元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2964983020042018CR8000/