高齢者3619万人で総人口の29・4%、過去最高を更新
総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は29.4%と過去最高になり、働く高齢者の数も930万人と過去最多を更新しました。
総務省がまとめた14日公表した人口統計によると、65歳以上の高齢者は3619万人と、去年と比べ5万人減りました。
65歳以上の人口が減るのは、おととし2023年に次いで、比較可能な1950年以降2回目です。
一方、総人口に占める割合は29・4%で過去最高を更新し、人口4千万人以上の国の中でトップとなります。
高齢者の就業者数も930万人と21年連続で増加し、過去最多を更新しました。
総務省は「人手不足や定年延長などにより、高齢者が活躍する場が増えているので、今後も働く高齢者が増えていくとみられる」としています。
高齢者の増加による医療・介護費用の増大、社会保障制度の維持困難、家族や地域社会の負担増など、多岐にわたる社会課題に対しての対策を考えておくようにしましょう。
参考記事:https://www.sankei.com/article/20250914-YZ46ZZGQG5K3TAT3YXWBK4BXVE/