2024年は”スーパー選挙イヤー”
1月13日に投票が行われた台湾の総統選挙で、与党・民進党の「頼清徳氏」が550万票を超える票を獲得し、野党の2人の候補者を破って当選しました。台湾で1996年に総統の直接選挙が始まってから初めて、同じ政党が3期続けて政権を担うことになります。
頼氏は、「中国と台湾は別だ」という立場で、アメリカなどとの連携を強めて中国を抑止しようという現職の蔡英文総統の路線を継承すると訴えました。
2024年は世界的な選挙イヤーといえます。3月に行なわれるロシアの総選挙では、プーチン大統領の続投が2030年まで予想されるといった、既定路線と見られる選挙もありますが、メキシコでは初の女性大統領が誕生する可能性があり、ベルギーでは北部のフランデレン地域を完全な独立国にすると主張する極右政党が勢力を広げているなど、多くの国では選挙によって政局が大きく変わる可能性があります。
秋には、アメリカにおける大統領選挙も控えています。仮にトランプが大統領になれば、ウクライナ支援も停止される可能性もあり、今後のウクライナ情勢は大きく変わることになるでしょう。
選挙の結果によってどう世界経済が変化するのかまで考えて、世界各国の選挙に注目しましょう。
参照記事元:https://news.yahoo.co.jp/articles/86325ca2c64fdc8448677fcc46da56f57f532f13