包括的・先進的環太平洋経済連携協定（CPTPP）に12月15日、英国が加わりました。
2018年の発足以来、初めての拡大で12ヶ国体制となります。2025年には初の協定見直しに向けた取りまとめを控えています。
TPPは英国の加入によって人口は５億8000万人、世界の国内総生産（GDP）のおよそ15%を占める経済圏となります。

一方で、世界最大のGDP（全体の25％）を誇る米国では、2025年１月に就任を控えたトランプ氏が、すべての国に関税をかけると主張し、保護色を強めています。こうした情勢下で、日本はTPPなどの自由貿易の枠組みを活用して経済成長に繋げられるかどうかが課題となります。

公務員採用試験における時事問題・論文試験では、国際的な経済協力の枠組みは出題される可能性があります。RCEPなど他のものも含めて、何ヶ国で構成されているのか、どんな国が加盟・非加盟なのかもチェックしておきましょう！

参照記事元：https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA13CRW0T11C24A2000000/